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生前の相続放棄は可能か?

発生していない「相続」を放棄することはできません

「被相続人が健在の間に、相続放棄をしたい」とご相談いただく方がいらっしゃいます。

結論からいえば、生前の相続放棄は認められていません
相続権が発生してない以上、「発生していないものを放棄することは不可能」だからです。

生前の相続放棄」と「遺留分の放棄」を同様にお考えになられる方がいらっしゃいますが、全く別物です。

遺留分については、一定の手続を行なえば、生前に放棄することができます。
遺留分とは、「亡くなった方の財産をもらえない相続人」に認められる、一定割合の権利のことです(ただし亡くなった方の兄弟姉妹には遺留分は認められていません)。
「私にも財産を相続する権利がある!」と、実際に財産を取得する相続人に対して主張できる権利のことを「遺留分減殺請求権」といいます。

繰り返しになりますが、生前の相続放棄は認められていません。
相続放棄は、亡くなった後にだけすることができる手続きです。

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